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Posted by TI-DA at

2010年07月25日

A Whole New World



子どもの頃からの夢は
世界一周だった

将来の夢は?
お父さんのあとはつがないの?
スチュワーデス?お花屋さん?
それともお嫁さんかしら?

オトナたちが求めてるような型通りの答えをするのが
いやでたまらなくて
いつも何となくごまかしていた

中学生のときの英語の授業
将来の夢を書けといわれて
何も思いつかなかったけど
習ったばかりの文法で
“I wanna be a traveler."と書いて
そんなの職業じゃないと
みんなに笑われたことは覚えている


「バックパッキング」という言葉を知ったのは
大学1年生のとき
知り合いに誘われて
降り立ったのは
バックパッカーの聖地
タイはバンコク カオサンロード
地球を一周 二周なんて当たりまえ
世界中から旅人たちが集まっていた
国籍も人種も年齢もばらばら
ただ目的はひとつ 旅をすること
初めてこんなに自由な世界があることを知った


タイからカンボジアまで
24時間 陸路の旅
トラックの荷台にまたがって
ひたすら何もない赤く渇いた大地を進んだ
エンストになっては
車を押し
通りかかる車を待つ間
みんなで歌って踊った
ついた頃には
耳の中まで
砂埃で真っ黒

それでも
銃痕が残るアンコールワットから見た夕日は
永遠に忘れない






誰かがいないとどこにもいけなかった私は
いつのまにかひとり旅のほうが気楽になっていた

何も考えない
地図もあまりよく見ない
とりあえず飛び込んであとは野となれ山となれ
地元のひとと同じものを食べ
同じところに寝て
同じ時間を過ごす
ときどき危険な目にもあったけど
でも
何でもやってみたい
何でも見てみたい
その思いの方が強かった

今でもそれは変わっていない


モンゴルの大草原を全速力で馬で駆け抜けたこと
寝っころがって見てたら
星がまるごと落ちてきそうだった満天の夜空
モルディブの朝
のびやかなコーランの響き
底までつきぬけるようなどこまでも透き通った海
ポンポン船から見た真っ赤な夕日
キューバのまったりとした昼下がり
モヒートと葉巻とソン
老人の頬に刻まれた深い皺
インドネシア
津波の傷跡と理不尽な開発
それでもたくましく生きるひとびと
そして出会った沖縄




まだまだまだ見たいものや知りたいことは多すぎて
出会いたい人がたくさんいすぎて
考えると夜も眠れなくなる
今度はインドからトルコ経由でヨーロッパか
それとも逆まわりにまわろうか

大好きだったAladdinみたいなMagic Carpetも
princeもいないけど
「いつでも待ってるよ。」
そう言ってくれる友人たちが
地球のいろんなとこにいる



もちろんそんなの夢のまた夢かもしれないけど
考えるだけでワクワクする


きっと まだまだ私の旅は続いている





さて次はどこへ行こうか

A whole new world
A hundred thousand things to see
I'm like a shooting star
I've come so far
I can't go back to where I used to be・・・




I can show you the world
Shining, shimmering, splendid
Tell me, princess, now when did
You last let your heart decide?

I can open your eyes
Take you wonder by wonder
Over, sideways and under
On a magic carpet ride

A whole new world
A new fantastic point of view
No one to tell us no
Or where to go
Or say we're only dreaming

A whole new world
A dazzling place I never knew
But when I'm way up here
It's crystal clear
That now I'm in a whole new world with you
Now I'm in a whole new world with you

Unbelievable sights
Indescribable feeling
Soaring, tumbling, freewheeling
Through an endless diamond sky

A whole new world
Don't you dare close your eyes
A hundred thousand things to see
Hold your breath - it gets better
I'm like a shooting star
I've come so far
I can't go back to where I used to be

A whole new world
Every turn a surprise
With new horizons to pursue
Every moment red-letter
I'll chase them anywhere
There's time to spare
Let me share this whole new world with you

A whole new world
That's where we'll be
A thrilling chase
A wondrous place
For you and me
  


Posted by bearhand at 20:30Comments(0)

2010年07月22日

私のふるさと



いつもこの日になると懐かしく思い出す光景

夜の生あたたかい風にふわりと乗って
はしゃぎすぎてずり落ちる浴衣

じいちゃんのぶかぶか便所スリッパをぺたぺたはいて
昼間カンカンに渇いたアスファルトと
潮のつんとした匂いがする暗い道を
みんなで手をつないで歩く
遠くには波の音

うす暗い神社をぬけると
虫の音の ほら
その先には

遠くにオレンジ色の光がちらほら
潮風にのって聞こえてくる
太鼓に三味線 笛の音 ひとびとの歓声




金魚すくい お面やさん 綿菓子 ヨーヨー かき氷

どれもこれもみんな宝の山のようにきらきらと輝いて
待ちきれなくて走りだす

ときどきずっこけては
ひざこぞうに血と涙がにじんで
でも鼻水をふいたらすぐにごきげん

かき氷で赤や緑になった舌を
妹とみせあいっこして笑い転げてた


なかでも一番の宝の山は
これ



「そーれ ワッショイ ワッショイ!」
大きな山は子ども達の力だけでは
どうしようもなくて
おとなも総出でみんなでひっぱった

硬いイガイガした綱が手にからみついて
痛かったけどがまんした

でもどんなに一生懸命ひっぱても
神社前の広場にでてからは
もうそこは子どもがはいれない場所


「走れ走れ!」「危なかぞー!」
男たちの怒号とぎらぎらした目
とびちる汗

真っ赤な明かりにうつしだされる朱色の笛太鼓が
そのうえをくるくるとまわりはじめる瞬間

金色に輝く神輿は
それはそれは美しくて
お囃子の笛の音が
色っぽくて切なくて

いつまでも私の中でぐるぐるとまわっている


いつか自分のあのうえに乗るんだと思ってた

そんな海沿いの小さな小さなまちのお祭り
母が生まれた場所
わたしの第二のふるさと


今日もきっと あのまちには
いつものように あの笛の音が

耳をすましたら
潮風にのって ほら聞こえてくるよ

私のふるさと







  


Posted by bearhand at 00:02Comments(2)

2010年07月12日

今年もこの季節がやってきた!

夏バテのせいか、なーんか元気がでない。食欲がわかない...
選挙結果見て、さらに頭痛が。何だかね~
そんな時は、これを見てふっとばそう。


いや、別にお尻を見たかったわけじゃなかけど、


今年もこの季節がやって来ました!
のぼせもんには、たまらない!
やっぱ夏といえば、これやね!760年の歴史を誇る「博多祇園山笠」!


この時期、博多の街は、山笠一色。
中洲の屋台街も、それぞれの流(ながれ)の男衆が。
お祭りモード全開です。


子ども達だって負けてません!見よ、大人顔負けのこの気迫!
未来の博多っ子たち、がんばれよ~。


こうやって、のぼせもんは、出来上がるとやね。



はーオレもはよ大きくなって、父ちゃんみたいに、
山かつげるようにならないかんばい。


よっしゃ、気合入れてこ!パーン!
博多の町では、こんな光景がたくさん見られます。



それぞれ流によって、違う締め込み姿。
がーば、かっちょよか~


何といっても、クライマックスは、15日早朝の櫛田入り。
さーて、今年は、どこの流が勝つか。今からワクワク。血が騒ぎます。

テレビでの放送予定です。
しかし、毎回起きれないのよね~

7/12(月)14:55~16:53
FBS 福岡放送『博多祇園山笠 追い山ならし 生中継(仮)』
7/13(火)15:20~16:14
TNC テレビ西日本『博多祇園山笠2010「集団山見せ」特番(仮)』
7/15(木)3:50~5:55
RKB毎日放送『博多祇園山笠2010』
7/15(木)4:00~5:45
KBC 九州朝日放送『走れ!山笠』
7/15(木)4:15~6:15
NHK 総合テレビ、BSハイビジョン『博多祇園山笠2010』
http://www.hakatayamakasa.com/index.php


最後は、やっぱり祝いめでたと博多手一本で締め。



…と、これやね(笑)
  


Posted by bearhand at 23:07Comments(5)

2010年07月06日

すえっこというもの



3姉妹の買い物風景。
長女→「うーん、これもいいけど、どれもいいかな~」
超優柔不断。いつまでたっても捨てられない&決められない。

次女→「私、これにするけん。」
全てはインスピレーション。  
自分に似合うものは、自分がよく知っている。

三女→「えーと、これとあれとそれと、せっかくやけん全部買お」
大事なのは、本能&直感&瞬発力。
しかし、求めるものは、全て身の丈にあってないもの。

で、いつものセリフ。
「ねーちゃん、ちょっと貸してくれーん?後で返すけーん」

長女→結局自分のものは、買えず...「でも、ま、いいか。」


お年玉をこつこつ貯金する長女。
本当にほしいものだけ買う次女。
三女に渡せば、あっという間にすっからかん。

「宵ごしの金は、持たねぇ主義で」
が昔からの口ぐせ。

小さい頃の思い出。
カナダで暮らしたときも、一番先に英語を覚えたのは、こいつだった。
「ぷっしゅみ~!!!」
現地のひとに、ブランコを押させる4歳児。このころから、人使いは、あらかったのよね。

自己紹介のとき、my name is がいえなくて、
「マヨネーズ、sonomi~!!」を連発。
それでも、ぷりぷりのほっぺが可愛いと人気者だった。

生命力の強さは、雑草なみ。

踏まれても打たれても、決してめげない。
けなげに耐えるわけでもなく、打てば打つほど前にでるでる。

「これおかしいっちゃないですか?納得できません!」
先生に、食ってかかることもしばしば。
毎日職員室に呼び出されることに辟易して、
自分から職員室の前に座り込んで先生を待ってたというのは有名な話。

目立つと、やっかみも。
でも、自分からは、絶対手はださん。
けど、売られたけんかは、買うけんよ。

「クラスの女子に囲まれたけん、逆にぼこぼこにしたったわーがははは~」


小学生の頃から、モンゴルにはまり、大草原を馬で駆け抜ける。
「あんた、よか腰つきしとるばい。息子の嫁にこんの」
遊牧民からスカウト。
そんな彼女が留学と聞いたとき、同級生は、遠いモンゴルにいったものと疑わなかったという。

はりーぽっちゃりみたいな丸々顔も、整形疑惑がながれるくらいすっきり?でもないか。

今は、遠いカナダの地で頑張っている・・・らしい。


そんなすえっこの誕生日。
はて、あんた何歳になったとかいな。

ねーちゃんは相変わらずやんね。
今年の正月は、全員どうやらそろいそうよ。

とりあえず、誕生日おめでとう。

最近は、お風呂でRay Charles、バーボン、シガーにはまっているらしい。
のぼせて死ぬなよ。がはははは。
久留米一のおてんば娘に捧げます。


  


Posted by bearhand at 23:56Comments(2)

2010年07月01日

ドアをあけると・・・



ホワイトボードにこんな光景。思わずぷっと笑ってしまった。
こんなことを書くのは、あいつらしかいない。
そう、毎度おなじみの小学生うーまく軍団。何にもなくても、全てを遊びにかえる天才。

教室に入ってきた途端、バク転、逆立ち、ブリッジの連続。
「ここは、運動場じゃないっ!!外でやらんかいっ!」
1分間に三回くらい叫ぶ。
が、効果なし。
「だって楽しいだもーん」「見てみて~」
頭ぶつけようが、鼻血だそうが、こいつらは、こりない。


「こらーーーーーっ!えーかげんにせんかいっ!!」
「ぎゃー鬼ババが来たー!っ」
「ぬわんだとぉっ」
「ぎゃーーーー!逃げろーーーー」

毎回、この繰り返しである。

今日は、何だか冷蔵庫あたりがガリガリ騒がしい...と思っていたら、

「見てみて~!じゃーん!」

冷蔵庫の霜をみんなでかき集め、雪だるまをつくってまひた。


「わー雪見るの初めて~!」と目がきらきら。
いや、楽しそうでいいんだけどさ、周りびちょびちょ。



「これって食べれるんじゃん?」「そうだ、カキ氷にしよ~!」
ということで、自宅からシロップを持参。
「うまーい!!」

・・・・・もう何もいえない。
腹こわしても、知らんからよ。



とけかけ雪...じゃなくて霜だるま完成。
「おしゃれしないとねー」
とお腹にピンがブスっ。痛々しい。


そんなこんなですぎてゆく毎日。これでいいのか...


でも、おかげで毎日笑わせてもらってます。
みんな、ありがとね。

  


Posted by bearhand at 22:41Comments(0)