てぃーだブログ › 長い旅の途上 ~べあーはんどのナハナハ日記~ › 『困ってるひと』@上智大学

2011年06月23日

『困ってるひと』@上智大学

『困ってるひと』@上智大学

突然ですが、私の大好きで大事な友人、「さおりん」こと大野更紗さんの本がでました。

彼女のことは、またゆっくり話したいと思いますが、
本当に昔から、パワフルで知性に満ちあふれている女性でした。
突然の病に倒れてからも、それはちっとも変わっていません。
大学では、後輩になりますが、でも彼女のこと、
卒業した今でも一番尊敬しています。

彼女の体に何が起こったのか、それは、私がいくら想像してもはかりしれない
痛みです。
それでも彼女が、今、非常な困難な中でいっていること、
決して「絶望はしない」ということ。
彼女というひとが、今いるということ。
ぜひ多くのひとに知ってもらい、耳を傾けて頂ければと思います。

そして、対談される方は、私の恩師ともいうべき、村井先生!
下川先生の授業も、大好きだった!懐かしいなぁ。
(ご本人は、迷惑かもしれませんが・・・)
もし、東京にいたら、すっとんでいったと思いますが、
さてさてどんなお話になるのか。



『困ってるひと』
大野更紗出版記念講演会
~絶望はしない、希望をつくる!難病患者から見た現代ニッポン~

【日時】2011年6月24日(金) 17:30-19:30
【会場】上智大学中央図書館8FL-821
【参加】申し込み不要・参加費無料
【プログラム】
大野更紗講演
「私、難病患者で実家は福島、でも上智の院生で作家です!」

大野さんとのフリートーク
司会:根本敬(上智大学外国語学部アジア文化研究室教授)
村井吉敬(早稲田大学アジア研究機構教授)
下川雅嗣(上智大学外国語学部国際関係副専攻教授)
(※他にも大野さんのご友人参加予定。)
フロアとの交流
【主催】上智大学グローバル・コンサーン研究所
【連絡先】03-3238-3023/i-glocon@sophia.co.jp
igc

当日いけない方は、Ustreamでも配信予定です!

Webcam chat at Ustream

大野更紗
『困ってるひと』@上智大学1984年、福島県生まれ。上智大学外国語学部フランス語学科卒。
上智大学大学院グローバルスタディーズ研究科地域研究専攻博士前期課程休学中(なんとかして復学したい……)。
学部在学中にビルマ(ミャンマー)難民に出会い、民主化活動や人権問題に関心を抱き研究、NGOでの活動に没頭。
大学院に進学した2008年、自己免疫疾患系の難病を発病する。1年間の検査期間、9か月間の入院治療を経て、現在も都内某所で絶賛生存中。Blog: http://wsary.blogspot.com/
Twitterアカウント: @wsary

『困ってるひと』ポプラ社より発売!
当日は著者サイン会を行います。

ポプラ社でも配信中
「困ってるひと」第0回より →http://www.poplarbeech.com/komatteruhito/005094.htm
 この連載は、いわゆる「闘病記」ではない。もちろん、その要素も兼ねざるを得ないけれど。いま、わたしにとって、生きることは、はっきり言ってチョー苦痛。困難山盛り。一瞬一瞬、一つ一つの動作、すべて、エブリシング、たたかい。

もうね、ひとりの人間が、たった一日を生きることが、これほど大変なことか!

それでも、いま、「絶望は、しない」と決めたわたしがいる。こんな惨憺たる世の中でも、光が、希望があると、そのへんを通行するうだつのあがらなそうなオジサンをひっつかまえて、ケータイをピコピコして横列歩行してくる女学生を抱きしめて、「だいじょうぶだから!」と叫んであげたい気持ちにあふれている。
そんな傍迷惑な気持ちなどいらないという意見はとりあえず置いておく。何があったかって? 
もーいろいろ、すごいことがあったんですよ。
人生は、アメイジングなんですよ。
いま、この社会を、生きるって、たぶん、すごくしんどい。
病気にかかっているかどうかにかかわらず。年齢や、社会的ポジションにかかわらず。
結構みんな、多かれ少なかれ苦しくって、「困ってる」と思うのだが、どう? 
どうしてこんなに苦しいのか、みんな困らなくてはならないのか、エクストリーム「困ってるひと」としては、
いろいろ思うところがあるのです。

それでは、命からがら、連載スタアト。
どうか、しばしのお付き合いを。



Posted by bearhand at 23:29│Comments(0)
 
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