長い旅の途上　～べあーはんどのナハナハ日記～

だいぶたってしまいましたが、旧暦で新年でした。今年２回目ですが、あけましておめでとうございます。全然実感もなくすぎてしまった。
しかし、年があけても、心からおめでたいとは、なかなか言えぬこの状況。

ハイチの地震にはじまり、アメリカの脅しにビビりぎみの鳩ぽっぽ新政権。
民意をしめてしても、いっこうに片付かない辺野古、高江、泡瀬、岩国。着々と進む米軍再編。
イラクも、アフガンも、パレスチナもまだまだ戦争なんて終わっちゃいない。だれだよ、うっかりノーベル賞あげちゃったの。
六ヶ所、玄海、祝島、いつ事故や地震が起きても、しょうがないのに、まだ原発をつくろうとしている。
ふと隣を見れば、高校や大学に行きたくても、学費が払えない子ども達。自殺する親たち。


その他数えあげれば、日本にも、世界にも、思わず頭を抱えてしまうような難問ばかり。
混沌としたこの世界、いったい、これからどーなるんでしょうか。

そんなことを考えながら、年末実家に帰ったとき、除夜の鐘を聞きながら、ふと見上げた空。
燃えさかる焚き火を反射して赤く染まった木々たち。
さらにその上には、うす暗い、黒い雲がどろどろと。
そんなおどろどろしい光景の中、雲の切れ間から、ひとり、お月様だけがキラーンと天を照らしておられました。

不安や絶望が渦巻くこの世界だけど、きっと大丈夫。空を見上げてごらん。きっと、希望はあるから。


そう言われている気がしました。



そして、帰り道のお寺の前でみかけた看板。
一瞬、「anan」「nonnon」の略かなと思ってしまいましたが、じっくり見て不思議に納得。

なんだか、つい、「そうだよね」と心の中でつぶやいてしまった。
この乱世に、「安らかで穏やかであれ」なんて、のんきすぎだけど、
でも本当は、だれだって、みんなそんな世界を望んでいるのではないかと思います。

そこで、今年の一句。

「世の中　安穏なれ」


で、今年の私の抱負。
というか、やりたいことを、ただつらつらと書き連ねただけですが。

まずは、自分の時間をもつ＆視野を広げること。
まだまだやりたいこと、出会いたいひと、たーくさんいるんだけど、なかなか時間がとれないのが現状。
時間はつくるもの。何とかやりくりしながら、できるだけ自分の時間をつくりたいと思います。


＜やりたいことリスト＞

その１．お世話になったおじい、おばあ達、海人のライフヒストリーの聞き取りを、もう一度練り直り、きちんと形にしていく。誰も形にしていない声、残さなければならないストーリーをちゃんと残す作業をする、そのための時間をつくる。本当は映像でも残したい。

その２．サルサを踊れるようになる

その３．スペイン語をもう一度ちゃんと勉強する

その４．旅にでる
（国内では、西表、石垣などの島々を回りたいです。あ、祝島も絶対。
　国外では、スペイン、アラスカ、トルコかなーあー夢のまた夢．．．）




あとは、

飲みすぎ、いい男、落し物、事故に注意。


．．．というところでしょうか。






ボクは、とりあえず、ダイエットとおもらし「0」かなーピカーン！by　ユイ

本年も、よろしくお願いします。