2012年02月09日

カッコイイ生き方

カッコイイ生き方


新聞記事を読んでびっくり!
県内の飲食店で使用された薪から、
セシウムが検出されたという記事。
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2012-02-08_29578/
こんなに遠く離れたここ沖縄。
でも遠く離れているからこそ、
知らない間に危険にさらされているってこともある。
前は、できるだけ食べ物は、県産品にするようにしていたけれど、
汚染された肥料が使われていることだってあるのを
聞いて、それも今は、注意しています。
今までは、スーパーで、値段とにらめっこ。
今は、産地とにらめっこの日々です。

恐怖を煽りたてたいわけじゃない。
東北・関東産が悪いわけでもない。
とにかく正確な情報がほしいのです。
自分で判断できるように公開し
みんなで共有すること。
そして、ベストな選択をしていくこと。
まだまだ自分の知識不足もあるけれども、
それができていないことが、何より不安なのです。

今回の記事にのった県内の飲食店。
なんと、私が大好きなイタリアンのお店でした。
オーナーの大輔さん、とっても気さくで素敵な方です。
そして、今回、この文章を読んで、さらに惚れなおしました!
検査も、彼とスタッフの方々が自主的にやってきたとのこと。
だから、すぐに対応ができた。そして、すべて公開した。
すばらしく、勇気のある行動だと思います。
こういう生き方、すごくカッコイイ!そう思いました。
またおいしいピザ食べにいこうっと!

以下、大輔さんの文章です。(一部抜粋)
http://bacar.ti-da.net/e3801944.html
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いろいろな立場からの見解はあると思いますが、私は自分の信じている、
自分が生きていく上で大切にしている事の筋を最初から最後まで一貫して通しているつもりです。

身体にも心にも栄養を与えること。
それが外食を提供する自分の役目だと考えています。

そして、外食という行為はお客様とお店との誠意ある信頼関係でもって
成り立っています。

その信頼関係を更に築くための証明への追求がこのような予期せぬ形となって明らかになりました。

今後どのような形でお店に影響していくのか分かりませんが、
無関心という名のもとに発覚さえされず流通し続け
これ以上拡大しなかった事を私は良かったと考えています。

本当は当たり前であるはずの食の安全がおびやかされている今、
自分のとった行動に何の後悔もありません。
またこういう事例は曖昧で矛盾した流通のほんの一片でしょう。
では法的な矛盾はないのでしょうか。
私は基準値を設定している林野庁の参照Q7(http://www.rinya.maff.go.jp/j/tokuyou/shintan4.html
についても、このような流通の事態を招く一助となっているのではないかと考えます。

業者への法的な罰則もなく、曖昧な基準の抜け穴から今回のような被害は今後も増加していくように思えてなりません。
そういった、法で、ある意味守られた矛盾の上では
どんな倫理も無力なのではないかと思いさえもします。
ただそういう力に飲み込まれる事なく、今までと変わらない同様のスタンスで食の安全のみならず、
食の美味しさ、食の楽しさを提供し続けていきたいと思っております。


2012年2月8日
BACAR
仲村大輔





Posted by bearhand at 23:04│Comments(0)
 
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