2010年12月08日

水俣から沖縄へ

水俣から沖縄へ

大阪近郊の方にお知らせです!

『水俣から沖縄へ-西山正啓フィルモグラフィー展』
記録映像作家・西山正啓が描き出した30年の軌跡

『ゆんたんざ沖縄』『しがらきから吹いてくる風』・・・・・80年代から90年代にかけて、
ドキュメンタリー映画としては異例の大ヒットを記録した西山正啓監督作品。
その30年にわたるフィルモグラフィー展を開催します。
水俣で土本典昭監督の助監督としてスタートした西山監督は、1982年『みちことオーサ』を初監督。
以来、様々な出会いと持ち前の旺盛な行動力で、教育、福祉、環境、米軍基地と日本、沖縄、韓国など、
幅広いテーマのドキュメンタリー作品を手がけています。

シネ・ヌーヴォで上映した『梅香里』『朋の時間』の後、2006年からは山口県岩国市の米軍基地をめぐる
住民投票など市民を二分した3年間の記録であるシリーズ「米軍再編・岩国の選択」三部作、
そして最新作は『ゆんたんざ沖縄』の続編の『ゆんたんざ未来世』シリーズなどを連作。
沖縄の反米軍基地運動に正面から迫り、現在の日本の危うさを様々な角度から言及。

今、最もアクチュアルなドキュメンタリー作家・西山正啓監督。
その全貌に迫ります!!



水俣、沖縄は、私がこだわり続けるドキュメンタリーの現場である。

今回、シネ・ヌーヴォでフィルモグラフィー展を開催することになり、
冠タイトルを「水俣から沖縄へ」とさせていただいたのは、この理由からだ。

水俣は今は亡き土本典昭監督と協働して記録作業をする予定だった。
師の意思は継がねばならない。
沖縄は『ゆんたんざ沖縄』以来、多くの宿題を抱かえたまま今日に至った。
水俣も沖縄も、この国の政治権力に大きく翻弄され続けてきた。
逆境をはねかえす人々の意思と行動を記録し、後世に伝えなければならない。

西山正啓


上映作品はこちら⇒
http://www.cinenouveau.com/sakuhin/nishiyama2010/nishiyama_sakuhin.html

「シネ・ヌーヴォ」⇒http://www.cinenouveau.com/



Posted by bearhand at 14:52│Comments(0)
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。